top of page

​サンデー毎日 戦前期  復刻版

“The Sunday Mainichi”

Add paragraph text. Click “Edit Text” to update the font, size and more. To change and reuse text themes, go to Site Styles.

 

「大衆に寄り添うべきか、権力におもねるべきか、それが問題だ」


1922年(大正11)創刊。文芸・芸能・スポーツ・旅行・政治など、大衆の欲求や関心に沿った雑誌づくりを

徹底し、総合週刊誌の代表的存在に成長を遂げた「サンデー毎日」。

しかし戦争の激化と共に、軍部の意を受けたメディアとして15年戦争を生き延びることとなる。

大衆と軍部の間で揺れる総合週刊誌の雄。

権力に屈してまで伝えたかったもの、守りたかったものとは?

多様な表象と言説の坩堝。

激動の時代を生き延びた「サンデー毎日」の足跡から、メディアの歴史的意義と性質、

大衆の欲求と軍部・政府の意を視覚的・言説的視点から探求する。

雑誌概要

1922年(大正11)に週刊朝日と並んで日本で最初に創刊された総合週刊誌のひとつ ※。

芸能・文化・政治・経済・社会情勢の分析や鋭く切り込んだスクープ記事など、

時代を投影する写真や記事が掲載されている。「日曜日毎日」とも呼ばれる。

略歴

①1922年(大正11)4月2日に大阪毎日新聞(現・毎日新聞大阪本社)の新社屋(大阪市北区堂島)の

 落成記念の一環として、本山彦一によって『点字毎日』『英文毎日』などとともに創刊された。

 創刊号はタブロイド判、グラビア4ページ、本文24ページで定価10銭。創刊号の表紙はこの年、

 上野で開催された平和記念東京博覧会の写真。

 創刊号の印刷部数は34万部だが、3割は無料で配布されたとされ、実売は23万部程度という。

 2021年1月~6月の発行部数は27,778部(日本ABC協会調べ)

②1925年(大正14)には本誌にて日本初となる「クロスワードパズル」を掲載した。

③1926年(大正15)から「大衆文芸賞」を募集。

 第1回は角田喜久雄が一等入選、以後海音寺潮五郎、山手樹一郎、井上靖、村上元三、山岡荘八、

 源氏鶏太、杉本苑子などを輩出した。1959年(昭和34)まで続き、

 1960年からは「サンデー毎日小説賞」となる。

④第二次世界大戦(太平洋戦争)中の1943年2月からは敵性語(英語)の使用が規制されていたため、

 一時期『週刊毎日』として発行。第二次世界大戦終結後の1946年1月号から『サンデー毎日』に戻る。

発行社(者)

発行元は、毎日新聞社。

収録

1922年(大正11)4月2日第1年第1号「創刊号」~1945年(昭和20)12月23日 第24年第49号

「週刊毎日最終号」までを複数回に分けて刊行予定。

 

第1弾では、1922年(大正11)4月2日「創刊号」から戦争が激化していく1940年(昭和15)9月29日

第19年第47号「最終刊」まで。 但しB4サイズ(グラフ版)のみを復刻。B5版(大衆文藝号等)は除く。

 

 

第2弾では、

B5版(新体制規格版)に移行する

1940年(昭和15)10月6日 第19年第48号~1943年(昭和18)1月31日 第22年第4号と、

『週刊毎日』に改題する

1943年(昭和18)2月7日 第22年第5号~1945年(昭和20)12月23日 第24年第49号「週刊毎日最終号」

を予定。

 

仕様

週刊。毎週日曜日発行。 B4サイズ・グラフ版

 

構成

表紙絵・グラビア・本文(記事)・広告からなる。

 

特徴 

①文芸色・大衆文藝色が強い。

・特別號(臨時増刊)は個別のタイトルがある。例:帝都復興号、奮闘努力号など。また、「小説と講談」號

 として季刊で刊行している。

・1922年 (大正11)に刊行された『サンデー毎日』特別号の「小説と講談」(季刊)が、戦前の週刊誌が

 文芸読物路線に踏み切った転機になった。

・1932年(昭和5)に臨時季特別号に改題。B5版。約310頁(グラビア20頁・読物290頁)。改題理由は、

 「内容が創作と講談に限られてくるやうで狭く聞えるため」(「編集後記」同誌昭和5年夏季特別号)とある。

・執筆者は「大衆文芸」を意識した陣容で、号を追うごとに掲載内容の多様化がみられる。

 「小説」「講談」が占める率は低下し、「大衆文芸」が増加する。

・派生誌として「臨時増刊、新作大衆文芸号」が創刊。改題期になる1929年(昭和4)に、「大衆文芸」の

 ほか にも「実話」や企画物が増加していく。

②大正期から戦前期の世相を反映するグラビアと記事から、当時の文芸(詩、小説、随筆、読物、漫談、

 講談、戯曲などの言語系術や絵画や彫刻などの造型芸術)や芸能(演劇、舞台劇、歌舞伎、能、狂言、

 舞踊、映画、演芸、落語、漫画など)、国際関係や社会情勢、政治、経済、くらし、風俗を視覚的に

 読み取ることが出来る。

③女優の写真やイラストが表紙を飾ることが多く、特に戦前期は顕著に表れている。

④教育・政治・国際関係・軍事・皇室に関するグラビアや記事も充実。

⑤豊富な各ジャンルの執筆陣。

 文藝:芥川龍之介・泉鏡花・菊池寛・今東光・佐藤春夫・佐々木味津三・子母沢寛・坪内逍遥

    直木三十五・吉川英治・与謝野晶子

 「大衆文芸賞」からは、角田喜久雄・海音寺潮五郎・山手樹一郎・井上靖・村上元三・山岡荘八

    源氏鶏太・杉本苑子などを輩出した。

 芸術:竹久夢二・(マダムユキ)・藤田嗣治

 藝能:池田泉三郎・市川猿之介・梅蘭芳・花柳章太郎・宝塚歌劇

 漫画:麻生豊(北澤楽天の弟子)・池田英治・一刀研二・小寺鳩甫(「東京パック」主筆)・中野正治

 教育・思想:新渡戸稲造・鳩山春子

 政治:伊東巳代治・犬養毅・後藤新平・西園寺公望・高橋是清・東郷元帥・永井柳太郎・濱口雄幸

    堀切善次郎(東京市長)・大衆党

 皇族:大正天皇・貞明皇后・昭和天皇・香淳皇后・宣仁親王妃喜久子(徳川喜久子)

⑦世相を反映する興味深い広告

 ・浅田飴「携帯用固形浅田飴」・足立洋家具製作所「足立式文化書棚」・伊藤千太郎商会「肝油」

 ・大阪商会「瀬戸内海への船旅」・金鶴香水「金鶴香水」・塩野義商店「エキシカ・ラキサトール・白隠」

 ・大正製薬「體素」・大日本麦酒「アサヒビール」・東京劇場「薔薇の騎士」・ハリキン石鹸「石鹸」

 ・武田長兵衛商店「神経衰弱治療薬フイチン」・ビタオール整髪科本舗「ビタオール煉ポマード」

 ・日本コロムビア蓄音器「名曲案内・携帯蓄音器・水谷八重子愛用の蓄音器とレコード」

 ・日東蓄音器「ツバメ印ニットーレコード・御大典記念特作レコード明治大正流行歌レコード」

 ・早川金属工業「シャープ受信機」・矢満登商会「ハクキン懐炉」・野村外吉商店「金鶴香油&ポマード」

 ・マキノ省三監督作品「続お洒落狂女」 他

※日本で最初の(本格的な)雑誌は『西洋雑誌』だと言われている。(訳語に「雑誌」を用いている。)総合雑誌としては『明六雑誌』が初となる。

※1  第1年第1号(大正11年4月[1922年4月])から第22年第4号(昭和18年1月[1943年1月])までは「日曜日毎日」と呼ばれた。

書籍説明(電子書籍のみ) 

 

配信日

2025年10月~11月頃(予定)

 

言語

日本語 

 

電子書籍

継続配信(分売可)、MeL(丸善雄松堂)・KinoDen(紀伊國屋書店)・eBooks(エビスコ) ・ライブラリエの

プラットフォームでの閲覧。

 

監修・解説

刑部芳則 日本大学商学部  教授

 

蔵書状況と希少性 

国内の図書館では、戦前(1922~1943)の号は20大学(欠号多数)。「週刊毎日」(1943~1945)は6大学が蔵書、欠号多数。

国立国会図書館 digitalコレクションでは戦後(1946~)の号を公開、戦前(1922~1943)はマイクロ(欠号あり)のみ。

海外では6大学が所蔵するが、主に1970年以降。戦前の号を所蔵していても1940年以降で欠号多数。

「週刊毎日」(1943~1945)は欠号多数。

電子書籍のメリット

「いつでも・気軽に・読みたい箇所から」利用可能。電子書籍化にあたり、ページ下部に余白部を加え、ノンブルを追記。

本書籍導入のベネフィット

同一プラットフォーム内の書籍・雑誌・新聞に掲載されている用語との「横断検索」が有効です。

戦前の国策報道と真実の相違などの比較検証を含め、学部や学科、ジャンルの壁を越えて、民主的傾向・娯楽性・風俗性の

強い雑誌など、同時期に刊行された様々な刊行物との比較・検証により、思わぬ発見が生まれる可能性があり、お勧めです。

お奨め対象

芸能史

(演劇、舞台劇、歌舞伎、能、狂言、舞踊、バレエ、ダンス、映画、演芸、落語、漫才、お笑い、アニメーション、漫画など) 

文芸史

(詩、小説、戯曲などの言語系術や絵画や彫刻などの造型芸術)

メディア史、表象文化史、日本文化史、社会史、大衆史、政治および政治思想史、国際関係史、漫画史、広告・デザイン史、

風俗史、民俗史、経済史、近代史などの研究者 

大学図書館・公共図書館

販売対象機関

全機関

販売価格

セット販売価格 176,000円(税別)を創業1周年記念特価として、

1アクセス~3アクセス共に同一価格。

①・②分売可。

ライブラリエは特価はありません。

解説文_bt.jpg

約15%OFFの132,000円(税別)にてご提供たします。

2026年3月末までにお申し込みの場合に限ります。

価格表_見るbt.jpg
com_b2.jpg
kijirei_b.jpg
サンデー毎日_ページ_1.jpg
サンデー毎日_ページ_6のコピー.jpg
ss.jpg
een_.jpg
nofkt.jpg
bottom of page