合同会社かかし

Kakashi , inc.
映画 復刻版
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「映画は弾丸である」
映画のもつ普遍性、教化性、宣伝性は文化戦に於ける最も有力なる尖兵である。
本誌概要
発行元は大日本映画事業聯合会内映画宣伝総合会。
東宝の『東宝』『エスエス』、新興キネマの『新興キネマ』、日活の『日活画報』など各映画会社の
広報雑誌を統合して1941年1月に創刊された。
戦時統制により「新映画」(映画出版社)と「映画之友」(映画日本社)の2誌に統合された映画専門
雑誌と共に、各会社からの編集者により、映画文化の向上進展のもと、日本映画の紹介を行った。
※映画法の実施にあたり、製作本数の削減などに歩調を合わせ、松竹、東宝映画、日活、新興キネマ、
大都映画、大宝映画、南旺映画、東京発声、全勝映画などの映画事業者(製作・配給・興行)21社に
より形成された団体。
大日本映画事業聯合会
「大衆のもの」から「国民のもの」とされた日本映画。満映、中華映画及、その他の共栄圏内の映画界の
指導的立場とされた日本映画界は、新領土内の視察や研究を各社が行い、共栄圏内で演出、撮影、編集、
技術を指導し製作された映画を多く紹介した。
大日本映画事業聯合会の会員は、
松竹、東宝、日活、新興キネマ、大都、新興キネマ、日活製作部門(1942年に、大都、新興キネマ、
日活製作部門は、合併し大映)、宝塚映画、南旺、東京発声、全勝、極東キネマ、富士スタジオ、
朝日映画、理研科学映画、KSトーキー製作所、芸術映画、横浜シネマ商会、富士写真フィルム、小西六、
長瀬商店、極東現像所、ローラーカンパニー、ビクターローヤル、精機製作所。
1941年5月号より発行が大日本映画事業総合会内映画宣伝総合会となり、日本出版配給株式会社が7月号
から配給元に、10月号より発行が映画宣伝総合会となる。
1942年、戦時下の業界の組織的再編、統制強化などに伴い、大日本映画事業聯合会は「大日本映画協会」
へ改組され、さらに映画配給の統制を強化する「映画配給社」となる。
特徴
・映画各社の情報が1誌に集まったため、掲載記事が豊富。スタジオやロケ取材、映画誌の最大の魅力で
あるグラビアが減となる競合誌に比べ、各社のスターを揃えたスチールなどのグラビアは他紙に比べ優位
な位置となる。
・東亜共栄圏の確立とともに、世間の注目が大陸に注がれている、映画もまた『将軍と参謀と兵』(日活)
『母と戦場』(大都)、『指導物語』(東宝)、「櫻の國』、『蘇州の夜』(松竹)など大陸ロケ記事を満載。
・映画国策の優秀第一主義に協力し、どの会社の作品の関わらず、優良な映画を紹介。
・映画人による対談や座談会、映画の分析、ベテラン•新鋭作家の寄稿、連載コラムなど映画会社らが自ら
編集発行する優位性による読物が充実。
映画業界の状況
・映画用のフィルムが1941年1月より配給制が行われ、4月以降は切符制となる。
・1941(昭和16)年1月1日時点での映画館数は常設1,888館、非常設198、総計2,086館。
発刊の辞
「今日の映画は、新聞、ラジオと同様、或はそれ以上国家の公器として、単なる大衆享楽の機関でなく、真に国民精神を滋養する教材であり、健全なる娯楽でなければならないと思ふのであります。」
収録
1941(昭和16)年1月1日創刊号第1巻第1号~1943(昭和18)年12月1日第3巻第12号までの36冊を全て復刻。
仕様
発行:毎月1日 / サイズ:B5縦型 / 定価:30銭
書籍説明 (電子書籍のみ)
配信日
2026年秋(12月頃) ※第1回&第2回 同時配信
言語
日本語
電子書籍
全2回配信(分売可)
MeL(丸善雄松堂)・KinoDen(紀伊國屋書店)・eBooks(エビスコ)・ライブラリエのプラットフォームでの閲覧。
解説
佐崎順昭(独立行政法人国立美術館 国立映画アーカイブ映画研究)
蔵書状況と希少性
国内にて所蔵しているのは2大学のみ。(早稲田大学・明治学院大学 欠号多数 複写・貸出禁止)
国立国会図書館は禁複写、欠号も多数。
海外の大学での蔵書は無い。
電子書籍のメリット
「いつでも・気軽に・読みたい箇所から」利用可能。電子書籍化にあたり、ページ下部にノンブルを追記。
本書籍導入のベネフィット
同一プラットフォーム内の書籍・雑誌・新聞に掲載されている用語との「横断検索」が、思わぬ発見を呼ぶ可能性があります。
戦前の国策報道と真実の相違などの比較検証を含め、研究対象を越えて、民主的傾向・娯楽性・風俗性の強い雑誌など、
様々な刊行物との比較・検証により、想定しない発見が生まれる可能性を秘めています。
特に同じ1941(昭和16)年~1943(昭和18)年にかけて刊行された「映画之友」及び「新映画」との併読が有効です。
お奨め対象
映画史、映像メディア史、日本文化史、表象文化史、芸能史、社会文化史、大衆史、風俗史、戦時史、近代史などの研究者
大学図書館、公共図書館
販売対象機関:全機関
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